私の日常を周り続ける音楽を
グルグルな写真とともに、
紹介いたします。

青空 - 真島昌利 曇り空を吹き飛ばすことが出来ない無力感に終わりは来るか?

f:id:sattelle:20130909072117j:plainvia.Instagram/bekr999

邦楽は作業中のBGMには向かない。
どうしても歌詞に耳がいって、集中力が拡散してしまう。何気ない単語のひとつひとつやに自分のこれまでの思い出が刻まれている様で、思わね事を想起してしまったりする。
日本人にとっては日本語はそれだけの呪縛を持つ。それを決して、ないがしろにしてはならないのだ。

真島昌利-青空


「2020年オリンピックの開催地は東京に決定!」
今朝、舞い込んだニュース。間違いなく今年一番のグッドニュースだと思う。
直前の放射能汚染水の問題で東京有利が危ぶまれたが、携わった方々のご尽力で実現まで漕ぎ着けたのだと思う。

汚染水のくだりでは、安倍首相が東京安全を強く訴えたという。
この発言の意味を私は「東京だけ安全」とは捉えたくない。オリンピック開催に向けて、投資が必要になるとは思うが、くれぐれも福島をはじめとする東北の被災地への支援が滞ることのない様にお願いしたい。

震災が起こった時、私はスーパーの魚屋として自分の仕事を全うしていた。勿論、義援金など機会があれば積極的に参加した。しかし、仕事に追われて、被災に見舞われた方々の為に、自分は具体的に何をしたら良いのか考えられなかった。家族の生計を守りながら、どう関わっていいのかわからなかった。

私は本当に無力だ。

今、汚染水の問題で福島の復興が滞りつつある。被災規模からいって、周辺地域の隔離は止むを得ないかも知れない。
それでも、出来るだけ多くの人にオリンピックを笑顔で楽しんで欲しいと願っている。頼れるのは行政のチカラだけだ。
安倍首相には大変なプレッシャーだと思うが、日本中が「東京でオリンピックが行われて良かった。」と言えるような行政をお願いしたい。世界中に発信されたプレゼンでの発言を、ハッピーエンドにして頂きたい。そして私には、国民の一人として、ただ批判するだけではなく、よく考え、状況を注視していく義務があるのだと思う。

7年後の青空。

真島昌利ブルーハーツクロマニヨンズのギタリスト。彼は音楽に対して、そして、言葉に対して誠実だ。でも、日本では彼のようなタイプは主流になるのは難しい。彼はきっとそれをわかった上で、アイコンで居続けているのだと思う。
嘘も方便とか、言葉巧みにとかではなく、もっと普遍的なモノを求道して、戦う姿を示し続けているのだ。
私も7年後の青空にそれを見出せるよう、
頑張らねば!

*気になる貴方はiTunesをチェック‼

青空
収録: TRAIN-TRAIN (リマスター・バージョン)
演奏: THE BLUE HEARTS

♫ Listenできるよ!